五十肩の治療と原因と治し方

五十肩をいかに治療し、改善させていくか。様々な原因から症状を考察

五十肩治療のヒント

五十肩の原因

実際に二十歳の人でも五十肩

五十肩などの原因不明の肩の痛み、ということを解釈しますと、原因がないのに痛いなんて不思議だなあ、ということよりも検査ではわからないということになると思うんですね。

検査項目の「外側」に原因があったら、もうわからないわけです。たとえ原因があっても。そりゃ原因が「ない」はずはないので、「調べないこと」のなかに原因があると考えるのがストレートな発想だと思うんですけど。

つまり、エックス線で写るかどうか。なにが?骨の異常が、ですね。写らなければその時点では原因は不明です。

石灰沈着性腱板炎などによる肩の痛みは単純X線で棘上筋腱〈きょくじょうきんけん〉部に石灰沈着が認められるので、原因不明の肩の痛みには当てはまりません。また腱板損傷などはMRIで診断がつくそうです。関節包下部の縮小は造影剤の検査でわかるとか。

それらの検査で「見つからない」ときはイコール原因不明です。または年齢、です(笑)。
しっかりしたお医者さんだと実際に肩関節まわりをさわったり押したり動いたときの痛み方を観察したりして「それ以外」の部分も診てくださるとは思います。

そして、誤解を恐れずに言えば、「原因が不明」であるから、自然治癒まはは通院による治癒に半年から一年(最長で二年で治る、という活字も目にします)かかるのではないでしょうか。だって、原因不明でしたら、手の打ちようがないですもんね。

ただし、原因が不明である、といいながら加齢は原因のひとつである、という見方はみなさんがお持ちのようなのですね。

実際に二十歳の人でも五十肩(原因不明で肩が挙がらない)という方もおられます。ですが、今はそういう揚げ足取りみたいなことは言わずにおきます(苦笑)。

たとえば、年齢のせいで組織が硬くなる、滑らかに動かなくなる(すべりが悪くなる)、そこで摩擦がおきて炎症を引き起こす・・・。または歳のせいで硬くなった組織が癒着を起こし動かしづらくなる・・・。

ちょっと専門的に書いてみましょうか。

肩関節は、人体の関節の中では最も可動域の広い関節です。腕と足は似たような構造ではありますが、手で背中を掻くことはできても、足でお尻は掻けませんね(笑)。よ〜し、今から投げるぞォ、と腕をぐるぐる回せても、今から蹴るぞォと足をぐるぐる回すのは・・・。そういうことです。

肩はそのためかなり複雑な仕組みになっています。肩関節は、腕の骨である上腕骨の上端が肩甲骨のくぼみにはまり込んでいます。このくぼみは非常に浅いので、クリクリという具合に骨の可動範囲が広い、といメリットを得られますが逆に脱臼しやすい、という欠陥を併せ持つことになりました。

それをカバーする必要性から肩関節のまわりには、腕、胸、背中、、、、といろんな箇所から複数の筋肉が取り巻くようにして支えているのですね。それで、アキレス腱で有名な「腱」が筋肉の始めと終わりにあってそれが骨としっかり結びついているわけなのですが・・・。

さらには、同じ老化が原因とされる膝痛で水が溜まる、軟骨が減る、などのときにでてくる「滑液包」というのが筋肉のまわりにあって、字の通り筋肉・腱・骨の動きを滑らかにしている、とされているのですよ。

それで、これらが老化(老化と使いすぎ、も入れておきましょうか)によって滑らかさが減る、摩擦が生じる、摩擦によって炎症が起こる(摩擦「熱」という言葉がふと浮かんできました)、さらに滑らかに動かなくなる、、、五十肩?、炎症によって組織が変性し(繊維層ができるんだそうです)、関節の癒着が起こってくる、五十肩が決定的になる。

とまあ、非常に大雑把に書いてみました。

こういうところで表現する難しさは、必ずしも医学界の総意ではないことなんですけどね。だって、これで五十肩が決定していれば五十肩はなにも原因不明じゃないわけですから(笑)。だから、こういう「やや一般的に流布されている論」をベースに話を進めている、という前提だけはお含みおきくださいませ。




五十肩を考察
年齢を原因にしたら五十肩は治りません
五十肩を肩の痛みとして見る
五十肩の治療

五十肩と四十肩!肩の痛み対策ネット/症状の原因と治療、治し方 ©